障害について④

母のことのつづきです。

私が出産のために実家に長期間いるようになり流石に母の様子が放っておけなくなりました。

私や幼な子の事など十分に世話も出来ない位おかしくなっていたのです。

精神病を20年も患っていたことを知り、精神障害の域に居るな、と思い、主治医を呼んで母以外の家族と話し合ったりしました。

 

父はその後母を転院させたり、自殺未遂を度々起こすので入院させたりしていました。

入院中の電話や言動、手紙の内容など普段の母とは違う様子が見えたりしました。(自分のおかしさを振り返れない。)

母の態度に対処できず困っていた父と祖母。

別居していた妹が家事手伝いに実家を訪ねてくれたりしました。

そして暖かい春先、自宅で召されたのです。

縊死で。

51歳でした。