前回まで母の事を記しました。
振り返ってみると、私から見て変だったものは、自分の方が変だったために相対的に大きく感じられたのだと思います。
生まれた時から私は私。
これが私のスタンダードだと生きてきました。
でもそれが周りの人にとっては気になる事で困る事。
友だちとのぶつかり合いで何となく分かってきました。「私は変わっている」と。
“普通になりたい”といつからか毎朝仏壇の前で拝んでいました。
そんな自分に悲しくもなりました。
笑顔でいようとしても「へらへらして」と言われ傷ついたり。
イジメられても自覚がなくて適当に対処できませんでした。
それでも弱者グループのような友だちの中で居心地良く感じてやっていたようです。