20数年前の小エッセー①

長女を出産した時のエッセーが出てきたので転記します。

〜無事にこの出産の時を与えられ感謝します〜

八戸市のK助産院を知ったのは昨夏の助産師法案に反対運動に出た頃でした。

その時、私は妊娠に気づいておらず、男性助産師に対し身の毛もよだつ恐しい感覚に捕われていました。

法案が秋の国会で通りそう、という最中、私は第2子を授かったことを知り、反対運動を担っていた花巻のBさんからこの助産院を紹介していただいた、という訳です。

まさにお腹の奥から「男性助産師反対!!」と訴えていたのはこの子だったのかも。

国会の動き(男性助産師導入)に逆行して、助産婦さんによる自然な出産を、という願いが強まってきて、今までの私にはない位積極的に「お産」というものを考え始めていました。

初めはBさんが「気持ちいいよ〜♪」と言っていた自宅分娩にトライしてみよう、と思っていました。

ですが、距離のことと、新居に引っ越すのと重なりそうで結局「助産院で」ということになりました。

引き受けてくれた院長先生の「では良いですよー」という電話のお声からも大きな安心が得られました。