おばあに連れ行ってもらった所は沢山あります。
裏の畑から始まって「たちまち」と言われていた町の朝市。
元気で威勢のいい魚屋さんや小屋壁いっぱいに服を掛けていた呉服屋。
チョコ掛菓子がおいしかったパン屋。川沿いの小屋が沢山の人で溢れていました。
また12人兄弟の5番目だったおばあは姉妹の家にもよく連れて泊ったりしていました。
お陰で社交的になれた私?
夏になるとお気に入りの湯川温泉に湯治に行き奥深い山の景色を眺めたり温泉卓球を知らないおじさんとやったり、はとこと遊んだり。
老後の楽しみを早くも味わっていた幼少時代だったなあ。コロリ地蔵や手足観音さんというご利益振興ツアー?など変りダネ編もありました。