マル

先日の23日は勤労感謝の日でしたが過去を振り返ってみますと、最古の記憶で犬の「マル」の命日だった事を思い出しました。

私が5歳位から飼っていましたが11歳で召天しました。

亡くなる2年位前から老犬介護のように関わって散歩、食事など世話していました。

思春期の私はよくマルをなでながら悩みを打ち明けたり、まるでおじいちゃんに話し掛けるように頼りにしていました。

可愛い、というより傾聴してくれるお年寄りといった存在。随分助けられました。

小1の時、初めて掛けた眼鏡を嫌って田んぼ道に投げて来た時、マルは父と一緒に探しに出かけ見事見つけてきて私は諦めてマルが発見してくれた眼鏡をかけました。

最後は私の手の中に頭を預け死んでいったマル。青空を天国に向かって駆け上がるのを見たようでした。